シルベックが誇る特徴

アルミニウムは、軽くて強度があり、熱・電気の伝導率が高く、耐食性にも優れ、磁気を帯びず、光や電波をよく反射します。

そして加工性にも優れているという金属ですので、ますます多くの製品に採用が進むことでしょう。

私たちは、各種アルミニウム材料へ、めっき、アルマイト、化成処理、他、各種アルミの意匠や機能を付加するための様々な表面処理技術の提供が可能です。

アルミニウムへの表面処理の研鑽により多くのノウハウを有しております。

アルミニウム材質とその材料を使っての成形方法、加工方法の特徴をよく理解しているからこそ安定した品質を提供できるのです。

現在の亜鉛ダイカストは、金型技術と鋳造技術の進化により後加工なしで精度の高い寸法を出すことが可能であり、複雑な形状にも対応できる素晴らしい製法であると考えています。

しかしながら酸にもアルカリにも弱い亜鉛という金属には表面処理が必要になります。各種めっき、ダイレクトクロメート（化成処理）のご提供が可能です。

材料の特性を熟知した上で、素材欠陥さえ補うことのできる生産技術とダイカスト製品価値を創造する表面処理開発により、ダイカスト品へのめっき技術世界一を目指しています。

軽薄、微細化を求められる弱電部品などには、精度が高く安定した表面処理での機能付加が望まれています。

私たちの開発した様々なタイプのバレルを駆使し、その素材、求める品質を考慮しながら高精度のめっきを安定してご提供することができます。

工程のすべてのエビデンスを持つことで品質結果を理解できるものづくりを致します。

同時に品質を保証するためのシステム運用を確実に行うことでお客様へ安定した品質をご提供しています。

品質管理システムとしては日本本社では「ISO9001」、タイ工場では「ISO9001、IATF16949」を認証取得しており、システムに沿った対応を各自が的確に行います。

VA(Value Analysis)提案は、製品やその部品に対して、必要とされる機能や品質を考えて現状を分析し、コスト低下につながる代替案を提案します。

私たちは、図面が出来上がってから製品仕様を確認することが多いので、見積り時点で使用用途や必要な要求品質を確認しながら、表面処理仕様などのVA提案をさせていただくことが得意です。

VE(Value Engineering)提案は、開発設計段階から参画させていただくこともあり、形状や表面処理の観点から安定した品質の確保とコストのバランスを考慮した提案をいたします。

サプライチェーンの一連の流れが途切れることのないよう、私たちは供給責任を果たします。

納期遅延をしないための在庫管理、生産管理、予防管理を確実に行っております。

また、BCPの一環として日本で提供する表面処理と品質は当社タイ工場で生産できる体制を持っています。

私たちは常に環境との共生を目指し、当社の活動、製品またはサービスによる環境負荷や環境リスクを低減し、発生を予防するための改善活動を継続的に続けております。

2004年に環境マネジメントシステムISO1400の認証取得もしております。

社員の安全とBCPも考慮し、地震の多い日本の工場は耐震強度の高い建物であり、床も防液堤と浸透しにくいコンクリート35cmの厚みとその上にFRPを２〜３層コーティングしてあります。

地震の無いタイの工場では、水害の対策として、表面処理設備及び排水の心臓部である制御装置を、高さ110cmのステージに乗せております。そして、排気、排水を正しいコントロールにより確実に法の遵守をしております。

全社員が同じベクトルを向いて仕事をしています。

各自の仕事の進め方に違いがあることもありますが、常に五方良し（お客様・協力企業様・社員・社会・当社）に基づいた考え方と、先進・挑戦・和の精神を持った社員で構成されています。

その上で、美しいプロセス、設備、所作の全てを基本とし、常にお客様やユーザーの期待を超えるものづくり。それは、高い美意識を私たちの判断基準とし市場欲求を高次元に保つ一流のものづくりを目指します。