代表者メッセージ

[先進・挑戦・和]の精神をもって未来を切り開く。

ご挨拶

 平素より多くの皆様のご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。この度の新型コロナウィルス感染症によりお亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、社会と人命のために日々奮闘している医療従事者の方々に深く敬意と感謝を表したいと存じます。

2021年9月1日から株式会社シルベックの第59期がスタートしました。パンデミックが未だ終息しない状況下、世界の経済にも大きな影響が出ており多くの企業が苦境に立たされております。そのような最中ではありますが、どうにか無事
に第59期をスタートすることができました。これも、第一に多くのお客様に支えられたこと、そして全社員の頑張りと協力企業様からの支援のおかげであること
株式会社シルベック 代表取締役 斉藤晴久痛感しております。心から感謝申し上げます。

2021年9月1日から、代表取締役会長に就任いたしました。同時に、取締役常務の小野隆が、代表取締役社長/CEOに就任しました。未来の見えない不透明なこれからの時代を乗り切るために、役員も今まで以上に役割を明確にして、各自が自分の役割を正確に遂行してまいります。

これからも私たちシルベックは、お客様と社会価値の向上を達成するために必要とされるめっき・表面処理技術の提供に最善を尽くしながら社会的責任を果たしてまいります。そして、「先進・挑戦・和」の精神をもって協力企業様、そして当社社員とチーム力を発揮しながら安全で快適な明るい未来を切り拓くために尽力してまいります。これからのシルベックにご期待下さい。
そして、今後も皆様の変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願いを申し上げます。

株式会社シルベック 代表取締役会長

齋藤 晴久

新社長就任の挨拶

 2021年(令和3年)年9月1日をもちまして、三代目代表取締役社長に就任いたしました小野隆でございます。まずは就任にあたりまして、皆様にご挨拶申し上げます。今やご周知の通りVUCAと呼ばれる先の見えない不安定な時代にあり、加えて2020年に始まったコロナウィルスがまだまだ続いている最中での船出となったわけですが、これまで先代たちが創業以来、幾多の困難を乗り越えて築いてきた大切な企業をいかに良き方向へと舵取りできるのかと正直なところ憂うところ大であります。しかし、いつの世においても経営者の心労たるや計り知れないものと腹を決め、当社の創業以来のモットーである「 先進、挑戦、和 」の精神で邁進していきたいと思っております。これまで支えて頂いたステークホルダーの皆さまには熱く御礼申し上げますとともに、引き続きの御贔屓を賜りますこと切にお願い申し上げて挨拶とさせて頂きます。


VUCAとwith CORONAの時代

 さて、お陰様で当社日本のシルベックは、来年には第60期を迎えることになり、また海外拠点のタイにあるタイシルベックにおいては、来年第11期に入ります。これまでめっきを中心として、アルマイト処理、化成処理など表面処理専業者として数多くのお客様に鍛えられながらなんとかコツコツと技術を磨いて参りました。

思えば60年となれば人間で言う還暦にあたるわけですが、確かに誇れることではありますが、決して長くも短くもないという認識をしております。2020年の資料によりますと60周年を迎える企業は実に15,922社あるそうで、さらに100年を迎える企業が1,176社。そしてなんと200年企業が13社あり、50周年以上の周年記念を迎える企業を合わせると、なんと65,000社ほどあるそうです。ですから当社はまだまだといったところだと思っています。確かに継続は素晴らしいことですが、肝心なのは「 質 」の問題だと思っています。いかに豊かな組織で、活気ある会社でありえるか というポイントが大事なのであろうと思っています。その質の追求の先に結果として会社の存続があるのであり、質を後回しにした存続は価値がありません。それには社員一丸となった技術革新、日々の地道なカイゼン活動などによる先進、挑戦の精神が何よりも大事なのだと思っております。

メーカーではなく、サービス業として

 よく考えてみると、実は我々は塗装屋さんをメーカーと呼ばないのと一緒で、我々のような表面処理専門業者は、本来メーカーではなく、表面処理というサービスを提供する「 サービス業 」であるはずだと思っております。この「 サービス業である 」というスタンスで考えてみると、新しいものが描けそうだと思いますし、そういう目線で見た場合に、自らのポジショニング、立ち位置が変わってくるのだろうと思います。さらにそこから社員の意識もマインドセットされていけば、新たな気付きやケミストリー(化学反応、相乗効果)が起こるのではないかと期待しています。

サービス業という立場であればこそ、もっとマーケットに根差した製品開発やきめ細やかなお客様対応、さらには、かゆいところに手が届く提案ができるのだろうと思います。それゆえ、これまではどちらかというと同業他社様や顧客対象メーカー様をお手本としてきたのですが、加えてこれまで触れてきたことのないような各サービス業企業様の研究と学びを取り入れていきたいと思っております。

仕組み(システム、ルール)作りを徹底する

 現在日本とタイにおける共通の課題というのがあります。それは各業務の仕組み(システム、ルール)作りがまだまだ不十分であり、管理面における制度疲労を起こしているということです。当社のような業種においては、日常の作業や業務では、クリエイティビティよりもマネジメント力のほうが求められます。基本に忠実に「 正しい標準マニュアルの徹底 」こそが筆頭に求められるのです。

これからの世の中においては、ほとんどの業務はコモディティ化していきます。つまり誰でもできるような仕組みが整っていくという意味ですが、そんな中で、仕事に対して「なぜやるか」とか「何に共感するか」という軸が大きな拠り所となるのだろうと思います。その軸は深い方がいいのですが、それは総体的に言えば企業のミッションであり、個人の仕事観、あるいは広い意味での生き様なのだろうと思います。そこを深めるためには、企業も個人も浅い考えでは成り立ちません。やはり「 トコトン考えながら行動していく癖 」をつけるべきなのだろうと感じています。そこで、これからのグループ全体の社内的なテーマは「 トコトン考え、意味付け、価値付け、定義付けによる総合的な質の充実化を図ること 」としたいと思っております。

さて、しつこい様ですが、これまで幾多の経済的試練を乗り越えてこれたのも、ひとえにステークホルダーの皆さまのご支援あってのものだと深く感謝申し上げます。シルベックグループは、今後も変わらず「 五方良しの精神 」( お客良し、当社良し、社員良し、協力各社良し、社会貢献良し )で先進、挑戦し続けたいと思っていますので、これからも皆さまの変わらぬご理解、ご支援を賜りたいと切にお願い申し上げます。

株式会社シルベック 代表取締役社長

小野 隆